Kai道楽

日本生まれNZ在住人の日々

新型ウイルスでの変化

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みなさんどうも、Kaiです。

 

ニュージーランドでは4段階ある警戒水準を3月26日(木)よりレベル3からレベル4に引き上げました。これにより、在宅勤務や自宅待機の義務が発令。生活に必要不可欠なスーパーマーケット、医療機関、薬局、銀行、ガソリンスタンド以外のお店はすべて4週間の営業停止となりました。つまりロックダウン状態に突入しました。教育機関も同様に直接の指導ができなくなるので、休校にすることやオンラインでの授業を始めることになりました。僕の大学ではオンラインでの授業を始めました。そちらの準備で講師、教授、先生側もこちらの生徒側もあたふた。

警戒レベルを上げたのにはいくつか理由があるようなのですが、大きな理由としては「感染元の不明な感染が2件確認されたこと」がその理由なようです。

そして今現在も感染者数が増え続けています。おそらくその理由としては国境を封鎖すると聞いて帰国するニュージーランド人や永住権保持者、そしてその家族によって感染するケースだと思います。

ロックダウンによる営業停止に伴い従業員の解雇も増えています。もちろん優先順位はニュージーランド人なので解雇されるのはワーキングホリデーやワークビザなどで働いている人になってしまいます。

 というのが、今のニュージーランド。 

ニュージーランドだけでなく世界で多くの国がほぼ同じ状況になっているようです。明らかなパンデミック。ひどい状態。他人事で済まなくなっている。ひとりひとりが危機感、感染の拡大を防ぐ対策を持ってほしい。よっぽど自分は大丈夫、などと思っているのが命取り。各地某所で著名人たちが新型コロナウイルスに感染し、数名亡くなっている。人間の心理として、自分の身、もしくは身近で「こと」が起きないと自覚しない。先日、日本では国を代表するような方が亡くなられた。みなさんの心にも刻まれたと思う。これを機に分かって欲しい。どれだけ事が重大か。 

コロナ感染なので面会はもちろん、火葬にも立ち会えなかった、とニュースで報道されていた。当の本人ではないので、その気持ちが100%分かるわけではないが、もしこんなことが起きたと思うと、ただただ悲しい。声をかけることさえ叶わない。最後の言葉を交わすことさえも。

24時間、家にこもらなければいけないわけではないが、世界ではこんなことが起こっていて、日本もそのうちの1つということを頭の片隅に置いておいてください。 

ニュージーランドの首相、アーダーン首相のスピーチでは、ロックダウンについて「国民には役割を果たしてほしい。家に留まり、命を救ってほしい。」と

そして、何度も繰り返された言葉がありました。「Be strong and be kind.」

「強く優しく」

もちろん健康面での強くでもあると思いますが、強い気持ちをもって、人にやさしくしてほしい、ということだと思います。

いろいろなところでは、どこどこの国のせいで、どこどこが広めたなどといっていますが、こんなことになってしまったのはもうそれどころではありません。どこも悪くありません。

さらにインフルエンザの方が毎年出ている死者数は多いのになんてことも言われています。それも含め、ここから病気への見解を変えたい。

このような状況なのでどのような人もストレスや不安、気持ちがネガティブになってしまうと思います。ですが、こんな時でも、こんな時だからこそ、気持ちを強くもち、人にやさしく、実際にではなく、心で手を取り合い、世界中のみんなで乗り越えていきたいと思っています。20代の若造では世界のどこにも届きません。どうかみなさん1人1人に読んでいただき、意見をお聞かせください。そして、助け合って生きましょう。

 

Kaiでした。それではまたいつか。