Kai道楽

日本生まれNZ在住人の日々

ニュージーランドの大学

実は、僕の通っている海外の大学というのは、ニュージーランドの大学なんです。日本で高校を卒業し、卒業式から1週間後にニュージーランドに渡りました。英語力やその他の関係でそのまま大学に入学するのは難しかったので、知り合いのニュージーランド出身の方に力を借りて、現地の高校に1年間留学。名目は英語に慣れ、さらに英語力向上。そして、大学附属の予備校のようなところに通いました。そこで合格点を取り卒業ができると晴れて大学生です。おそらく、日本で高校を卒業して、ニュージーランドの大学に行こうと思うと大半がこの予備校に通うことになると思います。理由は色々ありますが、簡潔に言うと必要とされる修業年数や単位が足りないというのが主な理由です。そして、現地の高校生たちは、クレジットと言って単位のようなものを高校在学中に国が指定しているテストを受け、取得、貯蓄し大学入学に必要な分まで取得したら入学が許されるような形になっています。僕は現地の高校に1年間通いましたが、その大学入学に値するほどは1年間では取得できず、予備校に通うことにしました。

 

そして、その予備校を卒業し、現在、大学生です。僕の通っている大学の僕のコースは最短3年間で学士号を取得し卒業ができます。その3年間というのも、単位を取り終えたら卒業という形で、ゆっくり確実にという形で4年間、もしくは切り詰めて3年間という形にもできます。なのでその部分でいったら自由ですね。専攻の科目の必須授業を自分で選択し、さらに学士号を取るのに必要な分の単位数を他の授業などで取るという感じです。

 

単位の取り方については、1学期を通して成績をだして、その成績が基準を満たしていたら単位獲得です。学期中にある課題と、期末試験でその成績を出します。その2つの合計が100%になるようにできていて、例えば、課題1が5%、課題220%、課題315%、そして期末試験が60%。これで全体100%。ですので、すべての課題、テストで満点を取ることができれば授業成績100%で合格、単位獲得です。単位獲得には全体の50%が取れていれば合格なので、仮に課題150点、つまり2.5%、課題2でも50点、10%、課題3でも50点、7.5%、そして期末試験も50点で30%、そうすると2.5107.53050。つまり全体の50%。これでぎりぎり合格です。と、このような形で成績を出していきます。課題形態は授業によって違っていて、講義や授業に出席し出席カード(大体はオンラインですが)を出せば5%、10%分もらうことができる授業もありますし、毎週エッセイを提出する授業もあります。さらには個人もしくはグループ、ペアでのプレゼンテーションで評価をもらう授業もあります。期末試験はやはり試験といだけあって、だいたいがテスト形式です。1学期を通しての授業の内容のおさらいです。制限時間内にエッセイを書いたり、問題を解くのが基本的な出題内容です。3時間のテストもあり、集中力を続かせるので精一杯っていうのもありました。笑

 

大学での授業の楽しいところは自分の興味のあること、卒業後、自分の仕事にしたいことを、細かく専門的に学べることだと思います。もちろんコース完了をするために必要な必須科目であまり興味のないことを勉強することもありますが、それでもそのことを専門的に研究してきた教授の先生に教えてもらえるのは楽しいですし、とても良い環境だと思います。そして、やはり、海外の大学に留学というのはお金のかかることです。バイトをしていてもほとんどが生活費で失われてしまい、学費にはなかなかまわせていません。そんな中でもこんな環境に行くことを許し、支えてくれている両親には本当に感謝しています。いつか恩返し、親孝行ができるようになりたいです。

 

そんなお涙ちょうだいの話はさておき、これが僕が現在通っているニュージーランドの大学の大体の形態内容です。おそらくもっと細かく話すことがあったとは思いますが、どうでしょうか。もっと細かい内容は質問していただければと思います。TwitterInstagramDMでもいいですし、ブログのコメント欄でも大丈夫です。僕もみなさんと意見交換したいので、よろしくお願いします。

 

Kaiでした。それでは、またいつか。